ESへの違和感

就活ってキモチガワルイ。

みんなが黒いスーツを着て、求められてることを考えて同じことをしゃべりはじめる。

それに嫌気がさして違うことをしゃべってみると苦笑いされて「あ、そういうの求めてないんですね。」と感じてしまう。

そんなイメージ。


夏のインターン募集が始まって空気感がちょっとずつ変わる。


みんな就活の話になり始める。


インターンのページを見てみると、学生時代力を入れたこと、入れていることはなんですか、と聞かれる。


何も書けない。


何も書けないっていうのは言語化できないというよりも、まだ自分で納得のできない形にできていないから書けないという意味。


行動力があると自負しているし、自分のやりたいことはとにかくやってきた。まだまだやりたいこともある。

振り返ってみたら遊んでしかいなかったという人とはわけが違う。

1,2年でたくさんの経験をしてきた。

1年生はとにかく試行錯誤した一年だった。

2年生は全力で頑張ったことがことごとく報われない失敗の一年だった。


それをふまえて3年生はこうしよう、とやっと少しだけ自分の指針が見えた気がしたのに。

なぜ頑張ったことを聞いてくるだ、ES。


これからがんばるんだよ。

これから、というときになんでそんなことを聞いてくるんだ。



果たして4年間ちゃんと"大学生の本分"を尽くした人は四年制大学に行った人の中で何人いるのだろう?


自分が納得できないものなんて評価されないし、たとえ評価されたとしても、そもそも自分が納得できていないから腑に落ちない。



優秀な大学生が欲しくてどんどん就活の時期を早くしたい企業の気持ちも分からなくはないけど、本当に使える新人が欲しいなら、大学生にちゃんと大学生らしく自分の好きなことやらせる時間と心の余裕をくれ。

圧をかけてくれるな。

そんなんじゃ中途半端な平均的にそこそこできる人間が大量に入ってきてどの会社も平均化するぞ。



なーんて大学3年のこの時期に「学生時代がんばったこと」を聞いてくる企業たちに警告したいけど、そんなツテもないしそんな立場でもないので視聴率少なめの個人ブログで吐き出すことにした。






どんなに環境が変わっても本質を見失わずにいよう。

GOING MY WAY

Be the change you want to see in the world. —Gandhi

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