「かっこいい大人」の定義




かっこいい大人になりたいんです。



私が「かっこいい大人」を意識し始めたのは伊坂幸太郎の小説を読み始めた頃。



ちょっと青くさい感じを書く彼の小説にどはまりして高校生の頃に読み漁りました。


その中でも小説「チルドレン」に出てくる家裁調査官の陣内という人間が大好きになったんです。


「大人が格好良ければ、子供はぐれねえんだよ」



陣内は無茶苦茶な論理で周囲の人を巻き込んでいきます。
ただ、無茶苦茶ですが自分の芯はぶれない、そんな人柄にとても憧れました。



いままでたくさんのかっこいい大人に会いました。

部活の顧問の先生だったり、
塾の先生だったり、、


それぞれ全く違う人間ですけど、一貫して自分の芯を持っている人たちでした。





最近、お世話になった先輩たちと久しぶりに会う機会がありました。


二人とも社会人で話を聞いてるとそれはもう忙しい毎日を過ごしていて、社会人って大変だなあって当たり前のことを思いながら聞いていたんですけど、仕事に関する話で二人がこんなやりとりをしていました。




「社会人って楽しいですか?」



「楽しいよ、忙しいけど」






この短い会話に私はひっかかりました。


こういうときの聞き方って

「社会人って大変ですか?」

とかが一般的だと思うんですよね。

でもその「大変」という言葉を「楽しい」という言葉にその人は置き換えました。


聞かれた方も
忙しいとか大変、っていう言葉よりも先に
「楽しいよ」
って言っていたんです。



私が「『社会人って楽しいですか?』っていう聞き方をするんですね、大変ですか?とか忙しいですか?って聞くのが普通じゃないですか?」と思った通りのことを言ってみると、



「追われることが楽しいっていうくらいの仕事じゃないとダメでしょ」

と言われました。


仕事をネガティブにとらえすぎだ、と。








社会人になったり、就活する時に諦めなきゃいけない部分があって、その中で仕事に楽しさを求めるという部分を削って、お金をもらうため、と割り切って仕事してる人もいると思います。

というより、本当にやりたい仕事につけている人の方が圧倒的に少ないんじゃないか、と。




でも先輩たちは仕事を楽しんでました。

楽しいって自分のやりたい部分に正直になってる証拠です。


おそらくすごい大変なんでしょうけど、仕事の話をするときは大変といいつつ楽しそうでした。




自分のしたいことをしている人はキラキラしています。社会人になっていろんな責任とか制約がある中でしたいことをしている先輩たちはかっこよかったです。



大人なのにしたいことをしている?
大人だからしたいことをしている?


どっちか分からないですけど、どっちもあるのかもしれないですね。


「あんな大人になれたらかっこいいなあ」と帰ってからベッドでその日を振り返って、ふわっと思いました。



そんなかっこいい大人になるために、いまは自分の興味あることをどんどんやってなにが自分にとって楽しいと思えるのか見極めなければ!

この記事まとめるのに4日くらいかかりました。難しかった〜!笑

でもその分ちょっとは言いたいことが伝わっていれば幸いです、、、


近くにいた全然こっちを見てくれないねこ。




全然見てくれなかった。🤔


GOING MY WAY

Be the change you want to see in the world. —Gandhi

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